立冬を経て、ますます冷え込みがつよくなり、
冬が近づいて来たと感じます。
11月になると各地紅葉シーズンを迎え
一目見ようと出かけた方も多いのではないでしょうか。
山梨に行った際、山奥の紅葉が都会のずらりと並ぶ高層ビルを
普段見ている分鮮やかに感じられました。
紅葉はキレイですが、色づいた葉は光合成が停止しはじめ、
木に大切な栄養を作る役目を終えようとしているサインを
実はだしているのです。見方を変えるとなんだか切なさもあります。
優秀の美とも言えるかと思います。
「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき」
山奥に紅葉を踏み分けて歩いていくと、鹿の声が聞こえてきた。なんと哀しげな声だろう。
という百人一首があるくらいです。
鹿といえば、山梨では鹿の皮に漆をあしらった「甲州印伝」が有名です。
トンボ、キツネ、波、松 etc. いろいろな模様があり、どれも持つと縁起がよくなる
と所説いわれております。山梨寄った際は、自分へのご褒美、人への感謝の贈り物にいかがでしょうか。
今から冷え込みが多くなり病気も流行しがちなので、皆さまお身体崩さぬように・・・
以上です。